見知らず柿の蔕(へた)

柿蔕(してい)身知らず柿で柿酢を作るときにヘタをとる。いつもは何気なく捨ててしまうのだけど

よく洗って干してみた。

柿の蔕はしゃっくりに効くというのを思い出したからだ。

15年以上前に実父が脳梗塞で倒れ入院していた時シャックリが止まらなくなり苦しそうだった。

同じような悩みもっていたお隣のご家族が柿の蔕を煎じて飲むと効くと教えてくださった。

急いで漢方薬屋さんに行き購入。煎じて飲ませたところ効いたたのだ。

その頃は漢方薬を病院で処方することはなかったので主治医も効くとは言えないけどやってみられたらと仰る程度だった。今はどんな返事が返ってくるのだろうか。

今しゃっくりで困っているわけではないのだがちょっと懐かしくなって干してみた。

その頃まだ保育園に行っていた息子が一緒に買いに行ったのを覚えていた。それほど切羽詰まった様子だったのだろうか。(確かになんとか改善できないだろうかと必死だったような気がする。今となっては懐かしいけれど)

kaki-suki

会津のみしらず柿の美味しさ、柿渋の奥深さに触れ、あらためて昔から身近にあり続ける柿と向き合ってみると、なんと無駄なく利用されてきていたことか。 柿と私のお付き合いを少しずつアップしていきます。

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